CONCEPT
世界的にも注目される岩手県盛岡市。
その数々の魅力を映像で旅する「Morioka Journey」
作家のクレイグ・モド氏は「歩いて回れる珠玉の街」と盛岡市を評価し、イギリス・ロンドンに続いて2番目に紹介されました。
「Morioka Journey」では、盛岡の美しい景観、伝統的な文化、歴史的建造物、風光明媚な自然など、四季折々の盛岡の魅力を盛岡在住の盛岡人が映像を通して紹介します。
MOVIE
MOVIE
盛岡の田植え
米どころ岩手。
盛岡地域では毎年5月中旬から下旬にかけて田植え作業が行われます。
銀色に輝く水田に、15~20センチほどに成長した苗を植えていきます。
秋には黄金色の稲がたわわに実り、大地の恵みを頂きます。
盛岡裸参り・どんと祭
盛岡八幡宮では1月15日に小正月行事「どんと祭」と「裸参り」が行われます。
「どんと祭」は各家庭から持ち込まれた正月飾りやお守り等を焼き、その御神火にあたることで一年の無病息災・家内安全を祈願する祭です。
「盛岡裸参り」は江戸時代から200年ほど続く小正月の伝統行事。下帯姿の男たちがしめ縄を腰に巻き、無病息災、五穀豊穣、家内安全を祈願し、厳寒の街を練り歩きます。
盛岡秋祭り
盛岡秋祭りは300年以上の伝統を誇るお祭りです。南部藩盛岡城下の23町が完成したことを祝い、各町のシンボルを盛岡八幡宮に奉納したのが起源とされています。
豪華絢爛な山車にはそれぞれの若衆がつき、南部独特の音頭をとり、太鼓を打ち鳴らしながら市内を練り歩きます。
盛岡市の初詣
新年を迎えた盛岡での初詣。今から300年以上昔に建立されたという盛岡八幡宮には、例年三が日で20万人以上も参拝客が訪れると言われています。 また、盛岡市の中心部には盛岡城跡に隣接する櫻山神社があり、郷土守護の神が祀られています。 今年は雪のない中でしたが、たくさんの人々が足を運び、1年間の厄払いや無病息災を願いました。
もりおかジャーニー2023総集編
岩手県の県都、盛岡市。人口約28万人の中核都市が今年、世界から注目を集めました。ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52ヵ所」に選ばれ、ロンドンに続く2番目に紹介されるという快挙。
その影響で、国内のみならず、海外からも多くの観光客が訪れるようになりました。美しい景色、伝統的文化、歴史的建造物、そして世界に誇れる自然。盛岡の魅力をたっぷりとご紹介します。
盛岡舟っこ流し
毎年8月16日に行われる、盛岡に古くから伝わる送り盆の伝統行事です。
提灯や盆の供物で舟を飾り、北上川に浮かべます。火を放って流すことで、灯籠と共に先祖の霊をおくり無病息災を祈ります。
盛岡さんさ踊り
毎年8月1日から4日間行われる、350~400年ほど前から踊り受け継がれてきた盛岡の夏を象徴するお祭りです。
その起源は岩手県の名の由来ともされる、三ツ石伝説にあるといわれています。
参加団体によって振り付けや装いが異なり、笛や太鼓、「サッコラチョイワヤッセ」の掛け声に合わせて行進するパレードは圧巻です。
チャグチャグ馬コ
鈴の音が初夏の訪れを告げるこの地域の風物詩。
農耕馬に感謝する200年以上続く伝統行事で、色鮮やかな装束を身にまとった馬コたちが鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までの約14キロの道のりを「チャグチャグ」と行進します。
ふるさとに響き渡る鈴の音は日本の音風景100選にも登録されています。
盛岡市の風景1
岩手県のほぼ中央に位置し、南部藩20万石の城下町として栄えた盛岡は美しい山々に囲まれ、町の中心部には清流が流れる豊かな自然と、盛岡城跡公園の石垣やノスタルジックな洋風建築が魅力的な街並みを作り出しています。
文豪・宮沢賢治や石川啄木などの足跡も感じられる場所であり、南部鉄器などの伝統工芸品や文化も楽しめる魅力的な街です。
南昌荘
1885年、盛岡市出身の実業家 瀬川安五郎の邸宅として建てられた和風近代建築。
かつては盛岡の迎賓館としても使用され、伊藤博文や原敬など数多くの著名人が訪れています。磨き込まれた床面には美しい庭園の木々が映り込み、「床みどり」「床もみじ」として季節の彩を楽しませてくれます。
石割桜
周囲約21mもの巨大な花崗岩を割って伸びる、根周り4.6m、高さ10mのエドヒガンザクラで、国の天然記念物。
南部藩家老の屋敷にあった庭石の割れ目に桜の種子が飛来して芽を出し、成長と共に割れ目を押し広げていったとされ、樹齢は360〜400年。その堂々とした姿は圧巻で、たくましい生命力に心を動かされます。
盛岡城跡公園
盛岡藩の居城跡地を整備した公園で、国の史跡指定。盛岡城は東日本では珍しい総石垣造が特徴で、今も残る美しい石垣と満開の桜のコラボレーションも「映え」ます。
園内にはソメイヨシノを中心に、サトザクラ、エドヒガンザクラなど約200本の桜が。毎年「盛岡さくらまつり」が開催され、多くの花見客で賑わいます。
高松の池
春は桜、秋は紅葉、そして冬は白鳥が飛来する、四季を通じた市民憩いのスポット。シダレザクラやヤエザクラなど約1,260本の桜があり「日本さくらの名所百選」にも選ばれています。
池を囲むように遊歩道が整備されているので、散策しながらのお花見がおすすめ。晴れた日は岩手山の雄大な姿も見ることができますよ
ACCESS
盛岡市への交通アクセス
<東北自動車道>
川口JCT─盛岡:約512キロメートル、約5時間30分
仙台宮城─盛岡:約180キロメートル、約2時間
青森─盛岡:約167キロメートル、約2時間
<東北・北海道新幹線>
東京─盛岡:2時間10分(はやぶさ)、2時間31分(はやて)、3時間04分(やまびこ)
仙台─盛岡:39分(はやぶさ)、45分(はやて)、1時間04分(やまびこ)
新青森─盛岡:47分(はやぶさ)、58分(はやて)
新函館北斗─盛岡:1時間46分(はやぶさ)、2時間04分(はやて)
<JAL(日本航空)>
大阪(伊丹)─花巻:1時間20分
札幌(千歳)─花巻:55分
福岡─花巻:1時間55分
<FDA(フジドリームエアラインズ)>
名古屋(小牧)─花巻:1時間10分
神戸─花巻:1時間25分